職員室の声

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鹿児島第一中学校職員が、週2回、リレーでお届けするフリーメッセージです。

 

幸せを与えられる人に(上薗)

2017-06-30

 

 小学6年生のときに、自分の名前の由来について調べる宿題が出された。それまで、自分の名前の由来や意味など、殆ど考えたことがなかった私は、そのとき初めて母親からこの〇〇という名前の意味を聞いた。

 

―周囲の人を太陽のように明るく照らし、幸せを与えられるように人になってほしい―

 

 意外だった。「幸」の字は私自身将来に向けられたものではなく、周囲の人間を幸せにすることを表していたのだ。母は言った「お前が生まれてきたとき、兄弟や親せき、ご近所まで皆が祝福してくれた。お前が今、元気に生きているのは多くの人の支えがあったからなんだ。他人あっての自分。誰かを幸せにできるってことが、自分にとっても一番幸せなんだよ。」

 

 自分の名前に込められたこの思いと、私の誕生を心から祝福してくれた家族の希望を知ったこのときから、私はこの〇〇という名前が大好きになった。そして、その想いに応えられるように生きたいと思うようになった。

 

 名前に込められた家族の思いを知り、私がいつも太陽のように照らせる温かい心を持ち続けることで、誰かにちょっとでも幸せを感じもらえたらうれしい、と考えるようになった。私の大切なもの。それは〇〇いう名前に込められた想いと、それを与えてくれた家族である。

 

 

 自分の名前の由来について、知らない人が意外と多いのでは?。機会があったら、自分の名前に込められた意味を尋ねてみるのもいいのではないでしようか?

 

 

(上薗 弘久)