職員室の声

職員室の声

 

 

鹿児島第一中学校職員が、週2回、リレーでお届けするフリーメッセージです。

 

無意識の力…(山下)

2018-02-06

 2月に入り,立春(2月4日)も過ぎましたが,日本列島を最大級の寒波が襲来しました。県内においては,市街地でも積雪がありスリップによる交通事故等も発生しました。もうしばらくは,この冬の寒さが続くように思います。

 

 さて,職員室の声の寄稿も私にとっては,今年度最後になると思います。いつも何を書こうかと迷うのですが,今回はある書物(「日本の教育」という月刊誌)に書かれていた記事を紹介したいと思います。広島大学名誉教授の町田宗鳳氏が『「無意識の力」と教育』という題で寄稿されていました。その中の家庭教育に関して次のようにその中で述べられています。以下抜粋です。

 

 「私には,「空気論」という持論があります。それぞれの家庭には,特有の空気が流れています。家族みんながいつも楽し気に過ごしている温かな空気もあれば,両親も留守がちでほとんど会話のない殺伐とした空気もあります。子供たちは,その空気を20年ほど吸いながら育っていきます。その間に形成された人格は,不可逆的と言ってもいいほど決定的なものになります。家庭教育の本質は目に見えない空気にあり,その空気を最初に作るのは父と母です。」とありました。

 

 私自身自分の過去の子育て(成人になるまで)を考えてみると,日々行き当たりばったりであったように思います。反省することしきり・・・。町田先生は,結びの部分で人や組織を育てるのは情報や知識ではなく,無意識の力(空気)であることを強調されています。その点を今一度考えながら,今の仕事に励んでいこうと思います。

 

 

(教頭 山下 茂久)